ミィル・バラノフスカヤ
第肆情報保全隊
軍事要塞化した種子島にて、平岡陸軍幕僚長によるクーデターが発生した。平岡は種子島を新国家として独立すると宣言し、歩兵第三大隊が島を実効支配した。ミィルは怪我から目覚めたが、すでに島は平岡らの支配下にあった。
日本政府は話し合いでの解決を図り、平岡は日本側の交渉役として第肆情報保全隊を指名してくる。会議が難航する中、ミィルたち第肆情報保全隊は国防大臣から武力制圧に備えて基地内の様子と《神の杖》の現状を探るよう秘密命令を受け取っていた。
様々な思惑が絡み合う種子島で、今まさに全面戦争が始まろうとしていた。
2075年、第三次世界大戦が勃発。この戦争では多くの無人兵器が投入され、ドローンオブウォーとも呼ばれていた。その中でも、日本の少女の姿を模した兵器――通称、少女兵器は圧倒的な戦闘力を誇り、日本を勝利に導いた。
それから10 年後。ワシントン会議で締結された無人兵器削減条約(U W R T y )により、日本の少女兵器は三体破棄されることが決定した。
しかし、破棄予定日の前日に二体の少女兵器が脱走。国防軍第肆情報保全隊のミィル・バラノフスカヤは破棄予定だったヘレンと共に、脱走した少女兵器の破壊任務が与えられた。